今年は、本道が「北海道」と命名されてから150年目の節目を迎えます。
本道はかつて「蝦夷地」と呼ばれていましたが、1869(明治2)年8月15日に太政官 布告によって「北海道」と命名されました。北海道の名付にかかわったのが松浦武 四郎という人です。松浦武四郎は、江戸時代の終わりから明治にかけて活躍した探 検家で、6度に渡る蝦夷地の探査を通じてアイヌの人々とも交流を深め、蝦夷地の詳 細な記録を数多く残しました。 その足跡の中に、旧穂別町も含めむかわ町を調査した記録が残されています。節目 の年を記念し道内各地で記念事業が模様されていますが、むかわ町でも「むかわ町 郷土史研究会」(会長:土井重男・会員:17名)会員有志の皆さんが、お金を出し 合い、松浦武四郎が宿泊した所や調査した所に記念の標柱を建て、後世にその足跡 を伝えるため建立しました。皆さん機会があれば是非探索して見て下さい。 ※写真をクリックすると大きくご覧いただけます※