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むかわ竜」で絞込み
・ 2014年9月1日

ホッピーだより(博物館だより)No. 358

穂別博物館 2014年9月1日 in イベントお知らせ,クジラ・イルカ,むかわ竜,第二次穂別恐竜発掘(2014年)

ホッピーだより(博物館だより)No. 358を発行しました。

ホッピーだよりNo. 358(低解像度)
(pdf)
(高解像度のpdfは博物館HPに掲載します。http://www.town.mukawa.lg.jp/2407.htm

博物館収蔵資料 1994年に新種として発表された絶滅イルカ ケントリオドン・ホベツ
普及講演会「穂別恐竜 発掘最前線!!」
第二次穂別恐竜発掘準備中

の紹介・お知らせをしました。

2014年9月1日 | コメント(0)


・ 2014年8月2日

むかわ町穂別での恐竜発掘⑤

穂別博物館 2014年8月2日 in むかわ竜,広報むかわ

写真
恐竜化石を含む地層面を下位(写真の右側)と上位から掘っているところ。左はバックホウ。


 恐竜の発掘

 2013年9月2日から最長で約1ヶ月間の予定で第一次穂別恐竜発掘を始めました。発掘には穂別博物館の学芸職員3~4名、重機操縦士1名、小林快次先生(北海道大学総合博物館)、北海道大学の学生3~4名と北海道大学総合博物館のボランティア数名が主に参加し、毎回10名前後で発掘をおこないました。
 発掘では化石に近づくにつれて,細かい道具を用います。地層を掘削する道具として大きいものから、バックホウ(重機)、削岩機、ツルハシ、ピックハンマー、小さいハンマーとタガネやアイスピック、デンタルピック(歯科で使う道具)を使って発掘を行いました。
発掘が始まる前から分かっていたことですが、今回の恐竜が産した地層は、ほぼ垂直です。約7,200万年前には水平だった地層が、その後の地殻変動で垂直に立つように変化したのです。地層がほぼ垂直に立っていることで、一度に発掘できるスペースが限られます。また、発掘では骨化石を地層ごと取り出すので、取り出すまでの間にそれらが倒れないようにする注意と手間がかかりました。
発掘が進むと恐竜が埋没している地層から、2003年に発見された尾椎骨の続きの部分などが続々と出てきました。


(広報むかわ2014年8月号より) 広報むかわ

広報むかわ

2014年8月2日 | コメント(0)


・ 2014年8月1日

ホッピーだより(博物館だより)No. 357

穂別博物館 2014年8月1日 in ホッピーだより(博物館だより),むかわ竜,展示

ホッピーだより(博物館だより)No. 357を発行しました。

ホッピーだよりNo. 357(低解像度)
(pdf)
(高解像度のpdfは博物館HPに掲載します。http://www.town.mukawa.lg.jp/2407.htm

穂別恐竜発掘展(7/19~11/30)の紹介をしました。

2014年8月1日 | コメント(0)


・ 2014年7月13日

特別展 穂別恐竜発掘展

穂別博物館 2014年7月13日 in むかわ竜,展示

ポスター
ポスター(pdf)
7/19(土)~11/30(日)
穂別博物館特別展示室
常設展示観覧料のみで見学可

2014年7月13日 | コメント(0)


・ 2014年7月1日

むかわ町穂別での恐竜発掘④

穂別博物館 2014年7月1日 in むかわ竜,広報むかわ

写真
2003年に発見された恐竜の尾椎骨と発見者の堀田良幸さん(左)、小林快次先生(右)。2013年7月の発表のとき。

恐竜の発見②

 恐竜は古生物の中でも特に有名なので、恐竜が出たとなれば、博物館やむかわ町がより有名になって、たくさんの人が来てくれるようになります。博物館の学芸員がそのことを分かっていたので、その化石が首長竜ではなく恐竜らしいということにガッカリしている首長竜研究者の横で、小さくガッツポーズをしてしまうほど喜びました。
 その化石について、恐竜の専門家である小林快次(よしつぐ)先生(北海道大学総合博物館)に見ていただきました。そして、その化石が恐竜であることが確認され、おそらくハドロサウルス科(植物食の恐竜)のものだろうされました。2003年に寄贈されたものは、尾椎骨(尾の部分の骨)が13個も連結したものであったことから、この時点でも、北海道で発見されていた3例の恐竜化石と比べても遜色のないほど保存状態のよいものでした。また、骨化石が連結した状態で産したので、少なくともその部分は、腐敗して骨がバラバラになる前に海底に埋まったものだということが分かります。こうした化石の産状と埋まっていた地層の堆積環境について考えてみると、体の他の部分もまだ埋まっている可能性が出てきました。
それを確認するために、2012年に化石が採集された場所を改めて見にいってみると、崖がさらに崩れていて、体のより前方の骨を確認することが出来ました。つまり、その先の崖の中に全長が8メートルと考えられる恐竜の全身がまだ埋まっている可能性が高くなってきました。
2013年9月から発掘を行うことにして、そのことを7月に発表しました。
(穂別博物館 学芸員 西村智弘)

(広報むかわ2014年7月号より) 広報むかわ
広報むかわ7月2014

2014年7月1日 | コメント(0)

むかわ町穂別博物館 (Hobetsu Museum)

〒054-0211 北海道勇払郡むかわ町穂別80-6
80-6, Hobetsu, Mukawa town, Hokkaido, 054-0211, JAPAN
電話・FAX 0145-45-3141 (TEL/FAX 81-145-45-3141)
http://www.town.mukawa.lg.jp/1908.htm
E-mail: hakubutukan[at]town.mukawa.lg.jp